パッケージデザイン支援の現場をご紹介!その①

イノベーションサポートセンターでは日頃、農林漁業者の方々から様々なご相談を受け付けています。
今回は、イノベーションサポートセンターで行っている支援の中から、サツマイモ生産者へのパッケージデザイン支援の現場をご紹介します。

希少なサツマイモに価値をつけて販売したい!

神奈川県内でサツマイモを生産されている生産者からのご相談を受けました。
地域で、昔から伝統的な栽培方法で作られている特徴的な味わいのあるサツマイモ。根強いファンもいますが、まだまだ売り場に出回っていないことから、消費者に知られていません。
そこで、より多くの方に知っていただきたいとの思いから、新たに贈答用の箱をデザインすることになりました。

まずは何を伝えたいのかをきちんと整理。誇り、伝統感…

デザインといっても、そのイメージは様々です。
まずは何を伝えたいのか整理をして、そこから誰に知って欲しいのか、どう思ってもらいたいのか。
それからどんなデザインのイメージにしていくのか検討に検討を重ねました。
支援の過程では、お客さんに知ってもらいたいという思いだけではなく、自分たちが背負っている誇り、伝統などをしっかり伝えていくことの大切さにも気がつきました。

納得のいくデザインに!

伝えたいことを整理した上で落とし込まれたデザインは、誇りや伝統感も感じられつつ、新しい層にも受け入れやすいデザインに仕上がりました!
今年の販売時期から贈答用箱がデビューする予定です。
今後は贈答箱に限らず、色々なパターンで展開していけたら、と生産者の方は語っていました。

この記事を書いた人

6sapo_staff