農業と福祉の融合で「もったいない」を解決:地域に根ざしたイノベーション【新商品の開発事例】

令和4年度の農山漁村発イノベーションサポートセンターでの支援事例をご紹介します。似たようなお悩みを抱えていらっしゃる生産者の方は是非お気軽にご相談ください。


11年前に訪問入浴事業からスタートされ、現在はデイサービス4店舗、パン・惣菜屋4店舗、そして農業を営まれている企業様です。

すでに複数の事業を行われている中、さらにイノベーション事業を実施することになったきっかけは、「もったいない」という気持ち。

葉物野菜や果樹など、せっかく手間暇をかけて作った生産物も余ってしまえば捨てなければならず、もったいないと感じられていたのです。

それと同時に、支援している就労継続支援B型の方達への「仕事の幅を増やしたい」、「大きな目標を持たせてあげたい」という希望も、お持ちでした。

その両方を解決する方策として、6次産業化の事業への挑戦を決断。神奈川県農山漁村発イノベーションサポートセンターがお手伝いさせていただくことになりました。

最初は何を作るのかも決まっていない状態から始まりましたが、サポートセンターの専門家より「アイデアを形にする工程」で幅広い助言をさせていただき、短期間での商品化に成功しました。

【提案例】

  • 参考商品の紹介を用いた商品の具体的な提案
  • 試作商品の試食による改善提案
  • ターゲットに響くデザイン

     

実際に商品化したのは、ジャム2種、ドレッシング2種、マスタード1種を含む、5個セット売りの商品です。

ただのセットではなく、ジャムは5種類から2種を選べることや、1個の内容量を50ml~200mlとサイズ変更ができることが大きな特徴です。

【選べるジャムの種類】

①りんご&人参

② いちご

③ブルーベリー

④ずんだバター

⑤きなこバター

今後の展望として、事業開始1年目は自店舗であるパン屋にて販売を行い、2,3年後には元々目標にしていた道の駅へと販路を広げていきたいと考えられています。

サポートセンターの支援によりジャムを開発(※写真はイメージです)

この記事を書いた人

6sapo_staff